愛敬相
はてなの言及というのは、後ろからいきなりドンッ!と背中を押される「行為」である。驚いて後ろを振り返ると反論や批判が降って湧く。しかしよくよく見ていると悪い事ばかりでもなく、背中をツンツンと押される「好意」も他ブロガーの記事を読んでいるとあるにはあるようだ。私は未だそんな甘酸っぱい好意をここはてなで受けた事は無いが。いつも嘲笑され、欺かれ、罵倒され、攻撃されながら、ここはてなに虫の息で生息しているのである。そして気付くと言及通知のアラームがPC画面の隅っこで点灯していた。
はてなの狂鮫、さめ氏である。噛みつかれるとちょっとやそっとじゃ離さない強靭な咀嚼力を持っているので噛まれるとかなり厄介だ。私はなるべく誰にも見つからないようにグダグダとはてなに文句を垂れ流しているのだがどうやら視界の端っこで捕らえられたようである。内容を見てみると、さほど私の記事に怒っている風ではないので「ついでにコイツも入れといたろ。何か書きよるやろ。」的なものだろう。しかしながら私も男の子である。先日も「殴られたら殴り返す」と書いたところなので持論を書いてみよう。女性を殴る趣味は無いのでピコピコハンマーを構えながら。
「泣き声がうるさい」「騒ぐと迷惑」これらの所謂「騒音」や「喧騒」で迷惑が掛かっているのは、当たり前だがどの親も承知している。承知していないDQN的な例外もいるんだろうが、ほぼどの親も分かっている。静かな電車内で泣きだしたら泣き声がうるさいことなど分かっているし皆申し訳ないと思っているのだ。その上で、だ。「うるせえもんはうるせえんだよ」「こっちは我慢してんだよ」と誰が思っているのかも分からないその状況でどう対処するべきなのか。全てを完璧に対処するのは中々難しい。ケースバイケースであるからである。
この話は多分どれだけ議論しても平行線だと思われる。赤ちゃんは泣くし泣けばうるさい、子供は騒ぐし騒げばうるさい。気にしない人もいるし、うるさいと感じる人もいるのだ。我慢してください、協力してください、なんて私は思わないし言うつもりもない。では何故貴様は書くのかと言われれば、さめ氏の記事にもう書いてある。
育児中って本っ当にしんどいから
他人の目線1つに傷つくし
他人の一言に救われるんだよね。
だから
小野さんの言及した元のツイートは消えちゃっててよめないけど
できることなら
ツイッターとかブログとか目につくとこに
あんまりきっついこと書かないであげてほしいなとは思う。
そんな人ばっかじゃないからあんまり委縮しなくて良いんじゃね?的な声を挙げているに過ぎない。ギャァァァァァァー!!!と泣いてても「おー赤ちゃん頑張ってるなー。泣け泣け。」と思う人もいるのだ。心が広い狭い、余裕がある無い、ではない。我々は気にならないのである。単純な話だ。だから赤ちゃんや小さな子供がいる人達は「うわぁ...どうしてもあそこに行かなきゃいけないけど電車乗るの嫌だなぁ...」「あそこで食事しないといけないけど赤ちゃんいるしなぁ...」なんて思いながら引きこもる必要などない。全員が全員「うるせーぞおい」なんて思っちゃいない。
つらつらと書いたが私もただのその辺のチンピラである。嫌いな奴は沢山いるし悪口も文句も言う。人それぞれ嫌なものは違うんだからそれだけを見て卑屈になる必要はない。私は目の前で泣かれても気にしないし、子供がキャッキャと楽しそうに暴れていても問題ない。そういう人もいるんだと認識して頂き、少しは気を楽にしてもらえれば幸いである。私の座右の銘は「取らんと欲するものはまず与えよ」で、営業のやり方から何からまずこの言葉を思いながら日々生活している。このブログに書いていない私の所業は許しがたいもの、それは悪そのものばかりである。優しく出来るところはせめて優しくありたいと思っている。
ピコン!