革ジャン⇔スーツ

毒は持っていません。毒と感じるのはあなたの感性。

いつもボロボロになった自分を想像してその恐怖に慄いている

仕事辞めましたとか言いながらのほほんとブログ書いてる人を見ると、これは皮肉ではなく強い人だなぁと思う。私なら恐くて眠れない。その辺の人達より私は恐がりなんだと思われる。そんな状態になるくらいならブラック企業だろうが何だろうが歯ぎしりで口の中血だらけになりながら働いた方が私の精神は安定する。仕事は人より好きな方だとは思うが、ここまで仕事に固執するのはやはり奥さんや子供たちに十分なお金を、不自由がないようにと思っているのがその要因である。しかしながらもし、もし私が独りになった時、私にはあまり欲がないのを自分で分かっているので、多分仕事をしなくなるのだと思う。ご飯なんて毎日ふりかけで十分だし着る物もあまり興味がない。人の目もあまり気にならないのでその辺で多分寝てる。本は読みたいから図書館へ行こうか。ギターも一本だけあれば良いな。私は歌は歌わないけど、そうなったら歌おうかな。どこまで堕ちるかな?その時どんな気分で道行く人を私は見るのかな?寒い時はどこに行こうか。限りなく地面に近い場所で、全てを見上げながら生活をするんだ。その時私は後悔するんだろうか。身体の中が空っぽで生きていけるんだろうか。等々。私の張りつめた糸を切れないように持っているのは奥さんとチビさん達である。この糸が切れても緩んでも私は崩れ落ちる。一点を見つめながら座り込んでいるホームレスを見かけるといつもそんな事を考える。あんた今どんな気分なんだ。今までどんな人生を歩んでそこにいるんだ。後悔してんのか?もしあの時なんて事考えるのか?もし私があそこに行く事があるのなら、そこで仲間を沢山作ってどんな生き方をしてきたのか聞いてみようか。とりあえず今は、家族の為に死に物狂いで働くことにするよ。

 

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