革ジャン⇔スーツ

毒は持っていません。毒と感じるのはあなたの感性。

人間関係におけるリズムとタイム感

はてな周辺はいつも「FUCK仕事」「ブラック企業が云々」みたいな人でいつも溢れているので天邪鬼な私は「仕事♡L♡O♡V♡E♡」のような記事を書いていたわけだが、最近私の敬愛するフミコ先生も奥さんのパンツを履き乱れて踊り狂う系の記事を封印し仕事とはなんたるかを書いてるし、あけすけビッチ社長も仕事関連の記事が多いので私は少し仕事関連の事を書くのを封印しよう。私の仕事に対する考え方は昔からの職人気質なものでパワーがハラスメントするものが多い。労働者側の権利や主張、法律を振り翳してどうのこうのというのは全く興味がなく、労働者がどう立ち回って次のステージに立てるかみたいなもので、ボコボコに殴られながらも胃の裏側にドロドロと堆積するコールタールのような執着と怒りをモチベーションに変えるというある種見せかけドМ若しくは隠れサディズムと言った思考であるが今の時代には果てしなく合わない。まぁこのまま嫌われ続けてやろうかウシシと書いてきたが飽きた。で、これからお前何書くのと言われても私から仕事を取ったら何も残らないし今更私も奥さんのパンツを履き乱れて踊り狂う事も出来ない。細かい事は気にせずゆるふわ可愛いメッチャホリデイ☆系のブログをこれから書いていくよ。ちょこちょこ嫌味が出てくるが癖だからまぁ気にするな。さて表題にあるリズムとタイム感。バンドをやっていてメンバー以外の誰かと曲を合わせると必ずこの二つが頭に浮かぶ。この二つは人それぞれ全然違う。リズムは分かりやすいが「タイム感」は中々難しい。人それぞれ頭の中にメトロノームがカッチカッチと鳴っているわけだが、タイミングやアクセントに人それぞれの癖が乗る。リズムマシンが味気ないのはそこだ。淡々とリズムを刻めば良いというものではない。溜めたり走ったり跳ねたり伸ばしたりが「グルーヴ」であり「ノリ」となるわけだ。初めて音を合わせる時、ドラムはどんなリズムなのか、ギターフレーズの癖、ベースの裏打ちなどを各人で探りながら合わせているとそこに「ノリ」が発生する。全員楽器上手いのになんかつまんないなとかこのバンドアホみたいに下手くそなのにカッケーというのはここにあるんだと私は思っている。楽器を弾いていてもコイツは我儘だなぁとか控えめだなぁとかが聴いていて分かる。そこにどれだけ合わせに行って自分を出すのか、あえて引っ込んで誰かを前に出すのかを考え、そして自然に「グルーヴ」を出す人が、やはり一緒に音を出していて、それを見て聴いていてカッコイイのである。人間関係も同じではなかろうか。メトロノームのように淡々と正確なリズムで話したり人と接するより、周囲をちゃんと見て、話し方やそのスピード、癖、表情、身振りなどをよく観察し、そして合わせながらこちらの話もぶち込んでいく。最初はぎこちなくとも、話しているうちに会話にもグルーヴは生まれる。そこから速弾きでもスラップでもすりゃ良いのだ。いきなりピロピロとソロを弾いちゃダメなんだ。どうしても合わなけりゃ合うまでずっと「デスヨネー」とコードをジャカジャカ鳴らしてれば良い。相手はどんなリズムでどんなフレーズが好きなのかをつぶさに観察して聴き、そして相手の好きそうなフレーズを奏でる。勉強も必要だ。これを繰り返し何度も何度も経験し、相手のタイム感を瞬時に掴めるようになっていくのである。

 

最近もっぱらジャカジャカコード弾きが多い、ゆるふわ可愛いメッチャホリデイ☆系ブロガー影がお送り致しました。