亡霊の戯言

どんな理由があれど悪は悪。価値観?知るかそんなもん。

俺たちみたいな汚ねえオッサンが世の中の綺麗なものを作るんだ

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現場で全身泥だらけなのも私。スーツを着て森ビルで打ち合わせしてるのも私。外見は変われど中身は何ら変わらない。しかしながら周囲からの扱いはまるで正反対である。これが面白い。現場作業員の時の私はまるでウンコだ。毎日風呂に入って毎日作業服を洗濯していても電車に乗れば露骨に顔を顰められ、足を閉じて座っていても私の両隣は誰も座らない。迷惑なんだろうなぁと思う私は電車ではガラガラに空いている時以外は座らない。どこでも、どの場所でもその私に向けられる目は同じである。しかしながらそんな汚い現場作業員の私にもちゃんと対応してくれる人達が中にはいる。数年前、妻へのホワイトデーのプレゼントを買い忘れた私は全身ボロボロで百貨店の某ブランド店に入った。いつものように、モーゼの十戒の如く小綺麗なお客さんの群が割れた。迷惑だろうから適当に選んで早く買って帰ろうとしたところ、私に付いた店員さんは本当に丁寧に、小汚い私を早く返そうともせず妻の好みや欲しいものを私から吸い上げてくれた。さすがだなーと思った。ご飯屋さんでもコンビニでもそういう人達は少数だけどやはりいる。そういう人達と接すると私もこうありたいなと改めて思うのである。小綺麗な格好をしてるからといって偉そうにせず、小汚い格好をしてるからといって悲観しない。3Kだと?上等じゃないか。人がやらない仕事をして私は生きていくのだ。小汚い我々が作った施設で、女の子達が楽しそうにインスタしてるのを見るのも悪くない。その綺麗で可愛い建物は、我々のような小汚くて可愛くないオッサン達が作ってるんだ。汚い仕事は我々に任せろ。