亡霊の戯言

どんな理由があれど悪は悪。価値観?知るかそんなもん。

そんなに1人が恐いのか

私は小さな頃から人を見るのが好きであった。この人は何してるんだろとか、何を考えてそんな事言うんだろとか、そんな事を思いながら「人」を見てきた。皆でワイワイと集まっていても、その輪に入りたいとは思わないし今までも思った事がない。それを見てるのが好きなんだ。「友達になろう」なんて言ったことがない。もっと言えば今まで女性に好きだと告白をしたこともないし「付き合ってください」なんて今まで言った覚えはない。奥さんに「迷惑でなければ私と結婚して貰えませんか?」と告ったのが最初で最後だ。それまで私には彼女なんて一人もいなかったんじゃないか。そもそも「寂しい」という感情が私にはあまりピンとこない。一人なら一人で問題ない。友達がいた方が良いんだろうなと思えば誰かが興味を持つだろうなと思う事を少し大げさにやると人は集まった。今の仕事も私から「買ってください」とは言わない。その業界の社長が欲しがる物を考えて、目に付く場所に置いていった。思い起こすとバンドも同じであった。「ウチでギター弾いてくんない?」と声を掛けられるような動きをしていた。何が言いたいのかと言うと、必死に群れようとしたりその群れに属する自分を優秀だと思っている連中が私には滑稽に見えるのだ。一人が優秀だとも思わないが、必要以上に人との距離を縮めて自身の神経をすり減らしながらその群れに希釈されていくその人の様。付き合いは個人と個人で良いんじゃないの?などと私は思ってしまう。だから私は近からず遠からずの位置で今まで通りニコニコしながら見てるだけにするよ。本当の孤独を知らない私が単に恵まれていただけという結果もまた、面白い未来・結末だとも思うし。