革ジャン⇔スーツ

毒は持っていません。毒と感じるのはあなたの感性。

私は男の子ですから

こんな年になっても未だにカッコイイものを見ては私もそこに行きたい、私もそうなりたいと思うのですよ。振り返ってみましょうか。

幼稚園の頃は覚えてないなぁ。小学校に上がるとやはり仮面ライダーや戦隊モノですよね。私の時代は仮面ライダーV3だったかな?あとはキカイダーとかサンバルカンとか。小学校3年生くらいの時はキン肉マンが流行ったのでずっとキン肉マンの絵を描いてました。ウォーズマンが好きだった気がする。

高学年になって音楽に興味を示す。その頃は友達のお兄ちゃんからワケも分からず洋楽を借りて聴いていました。ジェネシスとかスティービーワンダーとか。中学に上がってブルーハーツを友達から借りてぶっ飛んでギターを始めた。中3でX JAPANのHIDEでメタルに目覚める。

そこからずっとバンド関係の「カッコイイもの」をギター・ベース・ドラムに関係なく、探して見つけては俺も!俺もカッコ良くなりたい!と思ってました。

20代の中頃で仕事の基本的な考え方みたいなことを当時の社長から教わって本格的に仕事にのめり込んだのは30歳になってから。今で言う詐欺師の集まりみたいなクソみたいなブラック企業で仕事をしていたんですがそこでも所謂「カッコイイサラリーマン」を見つけては「俺も!俺もカッコイイサラリーマンになりたい!」と思っては真似してましたよね。

今振り返るとその時「カッコイイ!」と思って真似してた事が今の私を作っているわけで、今の私がカッコイイがどうかは別にして常にカッコ良くなりたいと思ってるわけです。それは見た目とか容姿の話ではなくて、身に付けているものとか仕草であったり、考え方であったり人との対応の仕方や切り返しであったり。

私はまだ、こんな歳になっても私がカッコイイと思った人の真似をしてるのですよ。私がカッコイイと思ったものを集めてるんです。世の中にはオッサンでもオジイサンでもカッコイイ人は山ほどいるんですよ。女性にモテるとかそんな話ではないです。別に誰かに分かって欲しい訳では無いしね。男臭いのが好きだし。そんなの流行ってないし。

仕事が面白いとかどうのこうのって話もそうだけど、上に行けば行くほどカッコイイ人がそこにはいて、今はギリギリ私が思う男臭いカッコイイオッサンやジイサンが大きな会社に残ってるんです。私はその人達に会いたい。会って話がしたい。どんな所作なのか、普段何してるのか、今の私の年齢の時に何を考えてたのかを聞きたい。

私には時間が無いのですよ。同年代に私がカッコイイと思う人が少ないんです。私がカッコイイと思うそんな人達が定年で居なくなる前に会いに行かなくては。そうするにはもっと勉強しないといけないし仕事の実績を上げないと行けないし人格を磨かないといけない。暇を見つけては文句ばかり吐くダサいオッサンと酒を飲む時間は私には無いのです。

 

という事をこんな時間にカラムーチョ食いながら書いてます。プロのデブですから。