革ジャン⇔スーツ

毒は持っていません。毒と感じるのはあなたの感性。

ハッ!!!!!!!ホーッ!!!!!!!!

いきなり訳の分からない表題で申し訳ないがこれは所謂「オッサンのくしゃみ」である。オッサンのくしゃみは何故あんなに大きいのか。ふざけるなと。会議中にバカバカしい議論を聞きながら気を抜いていると隣でいきなり「ハッ!!!!!!!!ホーッ!!!!!!!!!」とやりやがる。驚いた私はいつも「ビクン!ビクン!!!!!!」となる訳だが、もう目の前にハリセンがあったら顔面に思いっきり叩きつけてやろうかと思うぐらいムカつくのだ。「なめるな!!!!」と一喝しそうになる。私もオッサンだが気を使って口を手で覆いながらなるべく音が出ないようにするぞ。同じオッサンだがあの「ハッ!ホーッ!」だけはどうにも許せん。私がもしか弱い美少女であったらビックリしすぎて「ぎいいいいやああああああ!」と叫びながら手に持ったシャープペンシルでオッサンの顔面ぶっ刺すくらいのことはしてしまうだろう。そもそも普段ボソボソと喋ってるオッサンのくしゃみが何故あんなに大きいのかと私は推測するわけだが、普段のあのボソボソした声量具合であんなに高デシベルな発声が出来るわけがなく、くしゃみをする瞬間に口の中・舌の上で小さいオッサンが200人くらい並び、同時に「ハッ!!!!!!!!ホーッ!!!!!!!!」と叫ばなければ無理だ。では口の中のその小さなオッサンをどうやって撃退するかという議論になるわけだが、口の中に手を突っ込んで全員を締め上げるのは手に唾が付いてチョベリバ及びバイブスが完全に下がるし、くしゃみをする瞬間クソ苦い龍角散を口の中に放り込んで撃退!などと思ったがタイミングを間違えるとくしゃみの風力で私の顔面が龍角散まみれになるという惨事が予想される。サイレンサーを仕込もうにもオッサンの口の周りにはボルト穴が無いため固定が出来ない。何とかならないものだろうか。会議中に知ってるオッサンならまだしも、電車の中や食事中に後方から知らないオッサンからの「ハッ!!!!!!!ホーッ!!!!!!!!」砲を喰らうと背中まで腕をひねりあげて私人逮捕でもしてやろうかと思うほどムカつくのである。

全員が全員そうではないし、人間性が問われる部分ではあるが、オッサンになると様々な周囲への気遣いが緩くなる。これを読んでいる「ハッ!ホーッ!」のオッサンは注意して頂きたい。いきなり電車で羽交い締め及び飯屋でくしゃみ後龍角散を口の中にぶちまけられたらそれは私である。

 

私は「ハッ!ホーッ!」を断じて許さない。