亡霊の戯言

どんな理由があれど悪は悪。価値観?知るかそんなもん。

いつかギラギラする日


娘がクズと結婚する

読んだ。私はいつも2つの人生を経験してるなぁと思いながら日々過ごしている。一般的に言われるド底辺の生活、それは100円を握りしめて今日を乗り越えるものも、数十万するワインをなんの躊躇もなく空ける成功者達との談笑も、である。私は若い頃「爺さんになってもこのまま肉体労働をしながら1日1万円の日当を貰いながら死んでいく」とよく思っていた。諦めていたわけでは無い。何の疑いもなく、それが当たり前だと、それ以外に何かあるの?てなもんである。そこで思うのだ。二十歳を超えて職人見習いなどクズだと言うのは簡単である。では一流企業に勤めている人間がクズではないのか。職人見習いが不幸で一流企業の人間が幸せなのか。いや、そんな事は絶対に無い。私は一人親方の職人で年収3000万の人間を沢山知ってるし大手ゼネコンのクソ野郎も沢山知っている。その先の答えは「その人間による」のだ。我々にその人物の未来なんて見えない。もっと言えば自分自身の未来も見えない。私も明日どうなってるのかなんて分からないのだ。幸せとは何か。幸せに絶対などない。昨日チビと2人で屋台の唐揚げを買って車の中で食べた。パパこれめっちゃ美味しいなぁ!と言いながらほぺたを膨らませるチビを見てると、一回数万円払って食べる高級焼肉なんかよりずっと美味しくて幸せだった。幸せとは何か。金か。ステイタスか。私が今見ている景色は、30過ぎてまだバンドやってて月15万しか収入無くていつも発泡酒飲んでるけど毎日ゲラゲラ笑ってるウチのメンバー、30代で大手サブコンの課長やってて年収1000万超えてるけど殆ど家に帰らずにいつも眠そうな顔して現場で図面描いてる取引先の人間。多分、どっちも不幸でどっちも幸せなんだ。幸せなんてその人の中にしか無いんだから我々には分からない。じゃあ我々が若い人達に何が出来るんだと言えば「教える」ことだったり「助ける」ことだったりであると私は思う。我々ジジイやババアは、ヒントを、失敗した経験を沢山持っている。私は年配の人の話を聞くのが大好きだ。その話が正解なのか不正解なのかはどうでもいい。受け入れるのか受け入れないのかは私の判断だ。まずは色んな人の色んな話が聞きたい。そこにヒントや気付きがあるのだ。じゃあ我々も若い人達にヒントを出そう。最終的には職業ではなく人間性だろう。会って話せば大体分かるんじゃないかな?誰かの幸せを他人が推し量ることなんて出来ないのだ。もし私に娘が出来て、結婚したいという彼を連れてきた時に「ネットで月100万稼いでるけど海外の帰りのチケット代をクラウドナントカで集める人なの♡ 面白いでしょ♡」と言われたらどうだろうか。全力で否定するだろう。ふざけるのもたいがいにしたまえ。とりあえず帰りたまえ。
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 仕事で香川に向かっています。渋滞で死にそう。