亡霊の戯言

どんな理由があれど悪は悪。価値観?知るかそんなもん。

たった一つのことだけを、ただただ信じるなんて

不器用だとか一途だとかそんなものは覚悟でもなんでもない。ただの「逃げ」であると私は思う。モテるとかモテないも関係ない。私の全ての相手は「人間」だ。特定の誰かに誰かだけに好かれようとして踠いて見返りを期待するからその見返りを手に出来ない分だけ絶望するのだ。人間に好かれたいなら私は人間でないといけない。私が女性の感性ばかりを磨いても仕方ないのだ。男を味方につける方法、女性に接する方法、どの人にはどういう言葉や話し方が良いのか、あの人の好みや嫌いなもの、何をされて喜んでいるのか。こんなものにコツなんてものは無い。沢山の人と会って沢山の本を読んで沢山の映画を観て沢山経験するしかない。そして何百回も何千回も失敗してその失敗を自身の手法から外して成功例を少しづつ増やすのである。たった一回の失敗で絶望している暇などない。あっという間に40代に突入し50代となる。良いか?期待するから絶望するんだ。その手に掴むまで、その一つだけを信じる必要などない。斧を持って追い掛け回すことだけが狩りではないのだ。人の数だけその方法は全て違う。時間が無いなんて嘘だ。真剣にやってるなんて嘘だ。手っ取り早い方法で、そこに期待する事で自分を安心さているんだ。これは麻薬だ。蓋を開けて何もなかった時、私の心がまたザワザワして次の期待度の高い安心を求めるのだ。こういう時は必ずと言って良いほど動いている時間より考えている時間の方が長い。痛みに慣れるのが早いんだ。何をビビってるんだ。人間に会いに行くんだ。人間と上手く話せるようになるんだ。人間に心配りを、人間に思いやりを、人間の心を理解できるように、私は集中して沢山の人間の声を聞くのである。

 

と、いうような事を15年前の売れない営業マン時代の私は考えていた。

営業の話だ。まぁ気にするな。